ピンポンパールという丸くてかわいい金魚2匹を飼い始めて3ヵ月。
1匹がもう1匹に追いかけられる様子は最初から見られましたが、最近追いかけられる方が体調を崩した事により、見過ごす事が出来なくなって来ました。
「このままでは死んでしまうかも?」と思うような状況ですので、隔離治療が終わるまでに水槽の環境を整える事にしました。
そして出た結論が「仕切り板を使って隔離してみよう」という事です。
ただ、既製品では金魚に向いていない部分があり、100均の商品を使って」手作りする事にしました。
満足の物が出来ましたので、参考にしていただけたらと思います。
金魚のいじめ?
買って来て2日目から追いかける様子が見られましたが、その後落ち着いたかのように見えました。
しかし、追いかけている方の金魚の成長が早く、大きくなるにつれて体格差が出てきました。
こんな水槽でも弱肉強食なのでしょうか?
平等に餌を与えているつもりですが「金魚は餌のあげすぎはダメ」という事なので、満腹にならないのでもう1匹の分も自分が食べたいと思ってしまうのでしょうね?
そして、追いかけられているポンちゃんは病気になってしまい、隔離して薬浴に入りました。
1週間後、良くなったので水槽に戻したら、翌朝には見るに堪えないほどのボロボロぶり。
弱ると共食いされたり、エビに食べられたりするという話は聞いた事がありますが、自然界の厳しさを感じざるを得ません。
そして、再度隔離して治療中なのですが、「戻ったらまたやられる」という恐れがありますので、何か良い方法がないか?と考えました。
お寿司屋さんでサザエやイセエビと魚が1つの水槽に仕切り板で分けて活けてあるのを見て、「水槽を仕切ってみよう」という事を思いつきました。
タンクセパレーター
「さてどうやってやるか?」とホームセンターで物色してから、いつものペットショップの店員に聞いてみたら「一応ありますよ」との事。
「タンクセパレーター」という商品で、カッターやハサミでちょうどいい大きさにカット出来るようです。
両脇を吸盤で固定出来る優れものなんですけど、穴が小さいですよね。
メダカサイズ?
水流やエアーが隣のエリアに行かないような気がするので、ドリルで穴を大きくしようかと思いましたが、100均で何か代用出来る物がないかと思い探してみる事にしました。
吸盤やサイドのファイルを綴じるような部分も探せばあるかもしれませんね。
100均アイテムで仕切り板を手作り
水槽の奥行(内側)と水面までの高さをメモしておいて、それ以上の大きさで気にいった穴の大きさの物を探していたら、ちょうどいいカゴが見つかりました。
これだったらハサミで切れので加工しやすいですね。
こんな感じに出来ました。
左右の挟む部分の幅の範囲で微調整出来ますので、アバウトでもぴったりフィット。
下は砂利の底まで埋まっていますので、がっちり固定出来ています。
金魚がたぶん四角い穴に顔を突っ込むと思いますので、カッターなどで角ばった場所を削りました。
ヤマトヌマエビも自由に行き来出来る大きさの穴ですので、両方のエリアに隠れ家をセットしました。
石巻貝とシマカノコ貝もこの位の障害なら乗り越えられるはず。
満足の出来ですが、金魚がストレスにならないか心配ですので、まずは水槽を狭くされてしまった金魚が慣れてくれるのを待って、隔離中の金魚を戻そうと思っています。
水槽仕切り板のまとめ
金魚を飼って、エビや貝に掃除してもらって、水草で水をきれいにして…という理想がありましたが、金魚飼育初心者の私には試練の連続です。
自然界は1つバランスが狂うと大変な事になってしまう事を知りました。
そんな時の対処の仕方を調べてみると、たくさんの見解があって混乱してしまいます。
「こうじゃなくちゃいけないという決まりはない」と思いますので、自分なりに工夫して自慢の環境を作り上げるのも楽しみの1つですね。
今回の仕切り板で隔離する事で、金魚にとってストレスのない環境になればいいと思っています。
100均には便利な物がたくさんあって楽しいですね。
にほんブログ村
コメント